なんとなく
日常的に割と使われているであろう言葉
なんとなく
でもなんとなくって割と自分の気持ちをごまかす時だったり質問から逃げ出したかったり何かを隠そうとしていたりする時に使う事が多くない？
なんとなくって言葉には何かしらの闇が存在している場合が多いんじゃないかと俺は思うんだよね
とても都合が良く便利な言葉なので俺も随分その言葉を利用して幾多の出来事から難を逃れてきた気がするし
またその言葉で何人もの人間を不快にさせたり傷つけてきたかもしれないな
まさに魔性の言葉
ちょっと極端かもしれないがぶっ飛んだ話をしてみよう
例えばなんとなくパワハラしてしまった
なんとなくセクハラしてしまった
なんとなく人を刺し殺してしまった
ここまでのなんとなくになれば誰もがなんとなくに驚異的な闇を感じざる得ないだろう
何がなんとなくだっ！
まさに相手側にとってみたら火に油を注ぐ様な言葉にまで至ってしまう
しかしこの種類のなんとなくでもこれらが大としたら小なら問題ない事なのか？
世間一般がまあそのくらいはと許してくれるようななんとなくなら良いのだろうか？
犯罪として成立しない法に触れないなんとなくなら良いのだろうか？
相手が痛い思いをしても自分が痛くなければそのなんとなくは許されるのだろうか？
…
もういいや…
この辺でやめておこう
結局のところそのなんとなくの中にある真意は
そのなんとなくを放った当人にしか到底分からないものなのだから
もしかしたら当人からしたら取るに足らない闇かもしれないし
もしかしたら俺の想像の範疇など遥かに超えた闇なのかもしれないし
そう
例えばあの美女の○○○がピンクなのか黒なのか脱がしてみなければ本当のところは分からないのと同じなんだ
きっと…